2015年01月20日
2014年10月29日
装備紹介 - #その2
ちゃんとスタジオで撮ってはいないのですが、ちまちま前回から変わったところがあるのでパッと家で撮った装備写真をアップロードしたいと思います。
▲かなり目つきが悪い。目で殺す系LE。
パッと目に付くのはやはりヘルメットのNVマウント、レールキットでしょうか。
ここ最近FBI-HRT/SWATにはOps-CoreのSentryヘルメットが支給されていますので、ACHにOps-Core製VAS-Shroud、ACH ARC Railkitを組み込んで"Sentry風"に仕立てたヘルメットになります。
▲Ops-Core製 ACH-ARC Railkitを組み込むことで、ACHでもOps-Core製のヘルメット同様にアクセサリーを取り付けることが出来る。
左側にStreamlight TLR-1を取り付けるのはこちらの写真のマネになります。
▲ヘルメットにTLR-1を取り付け。左の隊員のヘッドセットがSordinなのにも注目。
TLR-1は300ルーメンのウェポンライトで、FBIでは他にもM4に付けたり、ハンドガンに付けたりしている隊員の写真を良く見かけますので、FBI-HRT/SWATでは支給されているのでは、と考えています。
▲FBI/SWAT サンディエゴチームの訓練映像。M4にTLR-1を取り付けている。
さて、次に背面を紹介していきます。背面については新しく、LBT-9039A Modular Assault Pack(通称MAP)を新たに取り付けました。
黄色いのはASP製のTri-Foldナイロンハンドカフ、ナイロン製の簡易手錠です。
▲同じLBT製の6094Aとの相性はばっちり、と思いきやかなりはみ出す。
Warriorさんの記事でも紹介されていますが、FBIの場合は基本的に前後両方にパネルパッチを貼付けています。下記画像のようにプレキャリに直接貼付けてもよいのですが、そこはやはり背中にボリュームが欲しくなるといったところ。
▲バックパックをしている隊員とそうでない隊員がいるが、どちらも背中にFBIのパネルパッチを貼付けている。
アンテナエクステンションケーブルを介して背中にデルタアンテナを取り付けているのにも注目。クリックすると高解像度でチェックできます。
ところで9039Aには敢えてそこまでモノを入れていません。割とペチャンコです。
上の写真でもそうですが、基本的にアメリカ国内の事件を担当するFBI/SWATでは十分な支援が受けられるためか、そこまでモノをたくさん持ち歩いている印象が無いからです。
これがLE系のプレキャリや装備がシンプルな理由でしょうか。
装備してみますとこのような感じに。背中から飛び出すグリーンチップの無線機用ウィップアンテナ(デルタアンテナとも)も、上記画像を参考にしました。
こちらはSukerucomで購入可能です。
青いチューブはハイドレーションのものです。通常ミリタリーではチューブの色が暗く、またカバーを取り付けたものが運用されていますが、ここで装備しているのは民生用のCamelbak Antidote Reservoir。
とても目立ちますがこれも実はPortland FBIの模倣です。
▲青いチューブも目立つが、訓練用のオレンジに彩色されたM4も目立つ。
と、このような感じでちまちまと装備を更新しております。
またいろいろと小物を更新しますので、今度こそちゃんと写真を撮りたいと思います。
▲かなり目つきが悪い。目で殺す系LE。
パッと目に付くのはやはりヘルメットのNVマウント、レールキットでしょうか。
ここ最近FBI-HRT/SWATにはOps-CoreのSentryヘルメットが支給されていますので、ACHにOps-Core製VAS-Shroud、ACH ARC Railkitを組み込んで"Sentry風"に仕立てたヘルメットになります。
▲Ops-Core製 ACH-ARC Railkitを組み込むことで、ACHでもOps-Core製のヘルメット同様にアクセサリーを取り付けることが出来る。
左側にStreamlight TLR-1を取り付けるのはこちらの写真のマネになります。
▲ヘルメットにTLR-1を取り付け。左の隊員のヘッドセットがSordinなのにも注目。
TLR-1は300ルーメンのウェポンライトで、FBIでは他にもM4に付けたり、ハンドガンに付けたりしている隊員の写真を良く見かけますので、FBI-HRT/SWATでは支給されているのでは、と考えています。
▲FBI/SWAT サンディエゴチームの訓練映像。M4にTLR-1を取り付けている。
さて、次に背面を紹介していきます。背面については新しく、LBT-9039A Modular Assault Pack(通称MAP)を新たに取り付けました。
黄色いのはASP製のTri-Foldナイロンハンドカフ、ナイロン製の簡易手錠です。
▲同じLBT製の6094Aとの相性はばっちり、と思いきやかなりはみ出す。
Warriorさんの記事でも紹介されていますが、FBIの場合は基本的に前後両方にパネルパッチを貼付けています。下記画像のようにプレキャリに直接貼付けてもよいのですが、そこはやはり背中にボリュームが欲しくなるといったところ。
▲バックパックをしている隊員とそうでない隊員がいるが、どちらも背中にFBIのパネルパッチを貼付けている。
アンテナエクステンションケーブルを介して背中にデルタアンテナを取り付けているのにも注目。クリックすると高解像度でチェックできます。
ところで9039Aには敢えてそこまでモノを入れていません。割とペチャンコです。
上の写真でもそうですが、基本的にアメリカ国内の事件を担当するFBI/SWATでは十分な支援が受けられるためか、そこまでモノをたくさん持ち歩いている印象が無いからです。
これがLE系のプレキャリや装備がシンプルな理由でしょうか。
装備してみますとこのような感じに。背中から飛び出すグリーンチップの無線機用ウィップアンテナ(デルタアンテナとも)も、上記画像を参考にしました。
こちらはSukerucomで購入可能です。
青いチューブはハイドレーションのものです。通常ミリタリーではチューブの色が暗く、またカバーを取り付けたものが運用されていますが、ここで装備しているのは民生用のCamelbak Antidote Reservoir。
とても目立ちますがこれも実はPortland FBIの模倣です。
▲青いチューブも目立つが、訓練用のオレンジに彩色されたM4も目立つ。
と、このような感じでちまちまと装備を更新しております。
またいろいろと小物を更新しますので、今度こそちゃんと写真を撮りたいと思います。
2014年10月22日
装備紹介 - #その1
Twitter上で結構反響をいただきましたトップの画像。
こちらの装備に関して結構質問をいただくことがありますので、こちらのページにまとめておきたいと思います。
皆さんの装備の参考になれば幸いです。
:::ヘッドギア:::
ヘルメット Gentex ACH
ゴーグル Oakley A-Frame Ballistic Goggle(OD)
ヘッドセット MSA Sordin Military Headset
バラクラバ Rothco Lightweight Balaclava (SAND)
:::BDU:::
ジャケット Massif Integrated Tactical Jacket(OD)
パンツ BDU(RG)
:::装備類:::
プレートキャリア LBT LBT-6094A(RG)
グローブ Oakley Factory Pilot Glove(BK)
ファニーバッグ Flyye Fannie Bag
レッグリグパネル HSGI Mini Modular Drop Leg Panel
以上にシャーピーやサイリウムなどの小物を合わせています。
今見返すととてもFBI-HRT/SWAT装備とは言いがたいですが(もともとそのつもりも無かったのです)、またいろいろ購入し組み直したところもあるのでちゃんと写真を撮って近日中に公開したいと思います。
お楽しみに!
2014年09月30日
FBI-HRTコールサインに関する考察。
さて、前回ご紹介した2つのFBI-HRT。
分かりやすくするために、56のFBI出張所に所属するチームを「地域班」(FBI-SWATとも)、より高度に訓練された14のチーム(狭義のFBI-HRT)を「精鋭班」と呼称することにします。
実はこの2つのチーム、『コールサイン(パッチ)で見分けることが出来る』ようなのです。
詳しくはTwitter上で一緒にコールサイン談義を繰り広げてくださったカモフラさん(@camouflage07)のブログに記載されていますが、まとめると。
地域班 地域を表すアルファベット2文字+数字2桁
精鋭班 チームを表すアルファベット1文字+数字2桁
という形になっているようです。
例えばこの写真。
コールサインは"PD17"となっていますね。こちらはオレゴン州ポートランドの地域班ですので、PDはポートランドを示すようです。
こんなパターンもあります。(クリックして拡大)
こちらの隊員は"WF"というパッチと"B25"というパッチを2つつけています。
この写真は去年発生したワシントンD.C.での銃撃事件ですので、この隊員はワシントンD.C支局(Washington Field Office)所属の筈です。
コールサインが"WFxx"でなく、WFとBxxと分けて記載されている点についてですが、
おそらくワシントンD.C支局には2つの地域チームが常駐しているからではないか、と考察しました。
(もしかしたら首都という重要度、アルファベット1文字コールサインという特徴から精鋭チームなのかもしれない)
ホワイトハウスや連邦議会があるという重要性から、2つのチームが配備されているというのは十分納得が行くと思います。
同じ事件の際に撮影されたこちらの写真では"Bxx"コールサインの隊員と一緒に"Axx"というコールサインパッチをつけている隊員が写っていますので、ほぼ間違いないのではないかと思います。
このような地域を示すパッチを別で貼っている例は他にもあり、例えば下の写真はオールバニ(Albany)のチームです。
前回の記事で紹介した"Mxx"や"Vxx"のマルチカム装備の隊員は精鋭チーム、ということになりますね。
今のところ、以下のコールサインが確認できています。(##は任意の数字 ?は確定できない情報)
地域班
AL## - Albany オールバニ(ニューヨーク州)
BS - Boston ボストン(マサチューセッツ州)
BF + B-# - Buffalo バッファロー(ニューヨーク州)
CG - Chicago シカゴ(イリノイ州)
CV - Cleveland クリーブランド(オハイオ州)
JK# - Jacksonville ジャクソンビル(フロリダ州)
LA - Los Angeles ロサンゼルス(カリフォルニア州)
MW? - Milwaukee ミルウォーキー(ウィスコンシン州) ※装甲車側面に記載されているのを確認
NY - New York ニューヨーク(ニューヨーク州)
PD - Portland ポートランド(オレゴン州)
SC## - Sacramento サクラメント(カリフォルニア州)
SD - San Diego サンディエゴ(カリフォルニア州)
SJ## - San Juan サンフアン(プエルトリコ島)
SF - San Francisco サンフランシスコ(カリフォルニア州) ※C##のコールサインパッチも併せて貼付している 精鋭班?
S## - Seattle シアトル(ワシントン州) ※1文字なので精鋭班の可能性もあり
WF - Washington D.C ワシントンD.C ※A##, B##のコールサインパッチも併せて貼付している 精鋭班?
WFO - Washington D.C ワシントンD.C ※ワシントンフィールドオフィス所属の地域班?
精鋭班とおぼしきコールサイン(アルファベット1文字+数字2桁 かつ 地域表示のアルファベット2文字がない)
M##,V## マルチカム装備で確認
G##, S##, M## RG装備で確認
写真は順次上げていきたいと思います。
また、コールサインパッチですが、大半の隊員が
ヘルメット後ろ+左肩部 に貼付けていることが分かりました。
FBI-HRT/SWAT装備のご参考までにどうぞ。
分かりやすくするために、56のFBI出張所に所属するチームを「地域班」(FBI-SWATとも)、より高度に訓練された14のチーム(狭義のFBI-HRT)を「精鋭班」と呼称することにします。
実はこの2つのチーム、『コールサイン(パッチ)で見分けることが出来る』ようなのです。
詳しくはTwitter上で一緒にコールサイン談義を繰り広げてくださったカモフラさん(@camouflage07)のブログに記載されていますが、まとめると。
地域班 地域を表すアルファベット2文字+数字2桁
精鋭班 チームを表すアルファベット1文字+数字2桁
という形になっているようです。
例えばこの写真。
コールサインは"PD17"となっていますね。こちらはオレゴン州ポートランドの地域班ですので、PDはポートランドを示すようです。
こんなパターンもあります。(クリックして拡大)
こちらの隊員は"WF"というパッチと"B25"というパッチを2つつけています。
この写真は去年発生したワシントンD.C.での銃撃事件ですので、この隊員はワシントンD.C支局(Washington Field Office)所属の筈です。
コールサインが"WFxx"でなく、WFとBxxと分けて記載されている点についてですが、
おそらくワシントンD.C支局には2つの地域チームが常駐しているからではないか、と考察しました。
(もしかしたら首都という重要度、アルファベット1文字コールサインという特徴から精鋭チームなのかもしれない)
ホワイトハウスや連邦議会があるという重要性から、2つのチームが配備されているというのは十分納得が行くと思います。
同じ事件の際に撮影されたこちらの写真では"Bxx"コールサインの隊員と一緒に"Axx"というコールサインパッチをつけている隊員が写っていますので、ほぼ間違いないのではないかと思います。
このような地域を示すパッチを別で貼っている例は他にもあり、例えば下の写真はオールバニ(Albany)のチームです。
前回の記事で紹介した"Mxx"や"Vxx"のマルチカム装備の隊員は精鋭チーム、ということになりますね。
今のところ、以下のコールサインが確認できています。(##は任意の数字 ?は確定できない情報)
地域班
AL## - Albany オールバニ(ニューヨーク州)
BS - Boston ボストン(マサチューセッツ州)
BF + B-# - Buffalo バッファロー(ニューヨーク州)
CG - Chicago シカゴ(イリノイ州)
CV - Cleveland クリーブランド(オハイオ州)
JK# - Jacksonville ジャクソンビル(フロリダ州)
LA - Los Angeles ロサンゼルス(カリフォルニア州)
MW? - Milwaukee ミルウォーキー(ウィスコンシン州) ※装甲車側面に記載されているのを確認
NY - New York ニューヨーク(ニューヨーク州)
PD - Portland ポートランド(オレゴン州)
SC## - Sacramento サクラメント(カリフォルニア州)
SD - San Diego サンディエゴ(カリフォルニア州)
SJ## - San Juan サンフアン(プエルトリコ島)
SF - San Francisco サンフランシスコ(カリフォルニア州) ※C##のコールサインパッチも併せて貼付している 精鋭班?
S## - Seattle シアトル(ワシントン州) ※1文字なので精鋭班の可能性もあり
WF - Washington D.C ワシントンD.C ※A##, B##のコールサインパッチも併せて貼付している 精鋭班?
WFO - Washington D.C ワシントンD.C ※ワシントンフィールドオフィス所属の地域班?
精鋭班とおぼしきコールサイン(アルファベット1文字+数字2桁 かつ 地域表示のアルファベット2文字がない)
M##,V## マルチカム装備で確認
G##, S##, M## RG装備で確認
写真は順次上げていきたいと思います。
また、コールサインパッチですが、大半の隊員が
ヘルメット後ろ+左肩部 に貼付けていることが分かりました。
FBI-HRT/SWAT装備のご参考までにどうぞ。
2014年09月19日
実は2種類いるFBI-HRT
FBI(Federal Bureau of Investigation - 連邦捜査局)はアメリカ合衆国司法省の法執行機関です。
ご存知の方も多いかと思いますが、アメリカ国内でも凶悪な犯罪や、銀行強盗など被害額が莫大なもの、そしてテロ・スパイ案件など安全保障に関わる問題や複数の州にまたがる事件などを担当する期間です。
HRT(Hostage Rescue Team - 人質対応部隊 または 人質救出部隊)はその中でも危険性の高い犯罪や人質救出などが要求される際に出動する所謂特殊部隊です。
警察に於けるSWATや日本に於けるSATが近い部隊でしょうか。
さて、FBI-HRTをGoogle等で画像検索しますと、
このようなLE然とした全身緑系装備 と ほんとにLE系!?と一瞬目を疑うようなマルチカム装備
大きくこの2つに分けられるとおもいます。
Wikipediaの人質対応部隊の項目を見てみると、
(引用)体制としては、56のFBI出張所に駐在するSWATチーム、またはより高度に訓練された14のチームが存在し、作戦時には3つのチームが招集される。
とあります。(引用元が無いためどれだけ信用できる情報かは不明)
さて、以下の写真は2013年4月に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件で、民家を捜索中のFBIチームを捉えた写真です。
私服系にDBTのプレートキャリア、ヘルメットをしただけのシンプルな隊員と、全身マルチカム、AirframeヘルメットとJPCのフル装備の2種類の装備が写っているのがわかります。
私服系の軽装チームはコールサインパッチをつけていないので分かりませんが、マルチカム装備の隊員たちは、上の写真ではVxx(xxには数字)のコールサインと、さらにMxxのコールサインであることがいくつかの報道写真から把握できます。
▲トップ写真の隊員のコールサイン"V32"
▲同事件に出動の別隊員、コールサイン"M35"
先ほどのWikipediaからの引用と照らし合わせてみると
「軽装のFBI隊員は56チームのうち、ボストン支局の地元FBIチーム。マルチカム装備の隊員たちは、(爆弾テロという安全保障の脅威のため)招集された精鋭14チームのうち2チーム(Vxx、Bxx)」
という考察が出来るのではないでしょうか。
地元チームと精鋭チームで装備が異なるのは、おそらく地元チームは「警察系」部隊であることを住民や場合によっては容疑者に示すため、RGを採用されており、
精鋭チームではナイトビジョンや無線も装備され、ライフルも塗装されていることから、場合によっては軍と同様の作戦をおこなえるような装備が採用されているのではと思います。
というわけで今回は2種類のFBI-HRTに関してすこし考察を行ってみました。
精鋭チームでは米軍系特殊部隊と余り大差のない装備ですので、LE装備集めに少し躊躇していた方もパネルパッチや装備の工夫で簡単に再現出来そうですね。
次回は記事中でもすこし触れましたが、カモフラさんとのTwitter上でのFBI-HRTが使用しているコールサインについて、すこし面白い発見があったのでまとめようと思います。
ご存知の方も多いかと思いますが、アメリカ国内でも凶悪な犯罪や、銀行強盗など被害額が莫大なもの、そしてテロ・スパイ案件など安全保障に関わる問題や複数の州にまたがる事件などを担当する期間です。
HRT(Hostage Rescue Team - 人質対応部隊 または 人質救出部隊)はその中でも危険性の高い犯罪や人質救出などが要求される際に出動する所謂特殊部隊です。
警察に於けるSWATや日本に於けるSATが近い部隊でしょうか。
さて、FBI-HRTをGoogle等で画像検索しますと、
このようなLE然とした全身緑系装備 と ほんとにLE系!?と一瞬目を疑うようなマルチカム装備
大きくこの2つに分けられるとおもいます。
Wikipediaの人質対応部隊の項目を見てみると、
(引用)体制としては、56のFBI出張所に駐在するSWATチーム、またはより高度に訓練された14のチームが存在し、作戦時には3つのチームが招集される。
とあります。(引用元が無いためどれだけ信用できる情報かは不明)
さて、以下の写真は2013年4月に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件で、民家を捜索中のFBIチームを捉えた写真です。
私服系にDBTのプレートキャリア、ヘルメットをしただけのシンプルな隊員と、全身マルチカム、AirframeヘルメットとJPCのフル装備の2種類の装備が写っているのがわかります。
私服系の軽装チームはコールサインパッチをつけていないので分かりませんが、マルチカム装備の隊員たちは、上の写真ではVxx(xxには数字)のコールサインと、さらにMxxのコールサインであることがいくつかの報道写真から把握できます。
▲トップ写真の隊員のコールサイン"V32"
▲同事件に出動の別隊員、コールサイン"M35"
先ほどのWikipediaからの引用と照らし合わせてみると
「軽装のFBI隊員は56チームのうち、ボストン支局の地元FBIチーム。マルチカム装備の隊員たちは、(爆弾テロという安全保障の脅威のため)招集された精鋭14チームのうち2チーム(Vxx、Bxx)」
という考察が出来るのではないでしょうか。
地元チームと精鋭チームで装備が異なるのは、おそらく地元チームは「警察系」部隊であることを住民や場合によっては容疑者に示すため、RGを採用されており、
精鋭チームではナイトビジョンや無線も装備され、ライフルも塗装されていることから、場合によっては軍と同様の作戦をおこなえるような装備が採用されているのではと思います。
というわけで今回は2種類のFBI-HRTに関してすこし考察を行ってみました。
精鋭チームでは米軍系特殊部隊と余り大差のない装備ですので、LE装備集めに少し躊躇していた方もパネルパッチや装備の工夫で簡単に再現出来そうですね。
次回は記事中でもすこし触れましたが、カモフラさんとのTwitter上でのFBI-HRTが使用しているコールサインについて、すこし面白い発見があったのでまとめようと思います。
2014年09月19日
このブログについて
このブログでは、主にアメリカのLE - Law Enforcement(法執行機関)などで扱われている装備や道具、その組織等について考察や紹介をしていくブログです。
ここ最近、LE系装備は非常に注目されていますが、米軍系装備に比べるとまだ情報量が少ないように感じます。
このブログを通して、LE系装備に興味を持ってくださる方が一人でも増えれば幸いです。
▼筆者近影。
それでは、よろしくお願いします!
ここ最近、LE系装備は非常に注目されていますが、米軍系装備に比べるとまだ情報量が少ないように感じます。
このブログを通して、LE系装備に興味を持ってくださる方が一人でも増えれば幸いです。
▼筆者近影。
それでは、よろしくお願いします!
Posted by iiyamaline at
13:27
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